- MCTオイルのCM見て、ちょっと気になってる人
- MCTオイルの効果を聞いて半信半疑な人
- ダイエットしてるけどなかなか効果が出ずに悩んでる人
- 楽に痩せる方法ないかなっていつも思ってる人
MCTオイルって最近よく聞きませんか?CMでもちょこちょこ見かけるようになって、気になっている方も多いかもしれません。
巷ではその健康効果から「飲む美容液」なんて呼ばれていることもあるMCTオイル。でも、まだ実際に試してない方はけっこう多いのではないかなと思っています。
そんな「MCTオイル使ったことないよ」っていうあなたのために、理学療法士で栄養マニア、そして永遠のダイエッターでもある私が、MCTオイルのダイエット効果やMCTオイルの使い方・注意点などをわかりやすく解説していきます。
最近CMで「MCT、MCT!めっちゃ体にトレビアーン」ってやってるアレです!ちょっと気になりますよね!
この記事を読むことで、
- MCTオイルのダイエット効果を詳しく知ることができる
- MCTオイルの使い方や注意点を知ることができる
- MCTオイル活用してダイエットをスムーズに進められる
- ダイエットが成功して、パートナーにとても喜ばれる
さあ、さっそく解説していきましょう!
MCTオイルとは
MCTオイルは中鎖脂肪酸濃度100%の食用油のこと
MCTオイルのMCTとは「Medium Chain Triglyceride」の頭文字をとったもの。正式名称は「中鎖脂肪酸」と呼ばれています。中鎖脂肪酸を多く含むものとして有名なのが、ココナッツやパームです。食用の油によく使われているものです。
MCTオイルは、中鎖脂肪酸を含む油からMCTだけを抽出して人工的に作られた濃度100%のオイルのことをいいます。そのため様々な人体に良い効果が認められています。
少し前にココナッツ油が健康にいいと流行りましたね。そこから、体にいい成分を抽出したのがMCTオイルです!
MCTオイルはブドウ糖の代わりにエネルギーになる特徴がある
MCTオイルは、植物油(オリーブオイル・ごま油など)や動物性油脂(バター・ラードなど)と比較すると、分子の長さがおおよそ半分と短いため分解されやすく、また肝臓に直接運ばれるためエネルギー源として使われるまでの時間が短いのが特徴。一般的な植物油に比較すると消化吸収が約4倍早いとも言われています。
またMCTオイルは体脂肪として身体に蓄積される前にすぐにエネルギーへと変換されるため、ブドウ糖の代わりのエネルギーとしても利用できます。脳のエネルギー源としても有効に働くため、アルツハイマー病の予防にも注目されているオイルです。
糖質制限ダイエット中のエネルギー源としても使われていますね!医学の分野での注目されている成分です。
MCTオイルがダイエットに効果的な5つの理由
短時間でエネルギーになりやすい
MCTオイルは短時間で糖質に変わるエネルギーとして利用可能となるためダイエットに効果的。分子の長さがおおよそ半分と短いため分解されやすく、また肝臓に直接運ばれるため筋肉や脳のエネルギー源として使われやすいというのがその理由です。朝食のパンの代わりに、MCTオイルを適量摂取するといった糖質の代替手段として利用できますね。MCTオイルでダイエットがスムーズに進められそうです。
空腹感を感じずらい
MCTオイルを摂取すると空腹感を感じづらいと言われています。MCTオイルが生成を促進する「ケトン体」が、満腹中枢を刺激し、食欲を抑える働きがあるため、空腹感を感じづらいくなるのです。例えば、朝食にプラスしてMCTオイルを摂取すると昼まで全く空腹感を感じないことがよくあります。このように、空腹感を感じづらいことで、カロリー摂取を抑えることができるので、ダイエットに効果があるといって間違いなさそうです。
脂肪を燃焼させやすい
人間のエネルギー源を作るメカニズムには主に2つ。糖質をエネルギー源とする「糖燃焼回路」と、脂質をエネルギー源とする「脂肪燃焼回路」です。MCTオイルを摂取することで、「脂肪燃焼回路」に必要なケトン体が出やすくなります。そのため脂肪燃焼を促進するのです。つまり脂質をエネルギーとして使いやすい体質に変わることができるということが言えそうです。脂肪燃焼が進めば自然と体重が減ってきますので、ダイエットにも有効です。
エネルギーを収支をマイナスにしやすい
ダイエットにはエネルギー(カロリー)収支をマイナスにするということが必要です。
摂取カロリー<消費カロリー(基礎代謝+活動で使用したカロリー)の状態です。
その点、糖質を少なくして、代わりに少量のMCTオイルを取ることは、摂取カロリーを大きく制限することになります。また、MCTオイルは空腹感を感じづらい特性のため、食べ過ぎを抑制することができます。エネルギー収支をマイナスにしやすいという点でダイエットにに非常に効果的ということが言えますね。
継続しやすい
MCTオイルはただ飲み物やスープに入れるだけでいいので簡単に始めやすく、継続もしやすいです。糖質の代わりに摂取しても、普段の食事にプラスして摂取しても、「脂肪燃焼回路」の使用率が高まるためダイエットに効果があります。「かけるだけ」「入れるだけ」というお手軽さがとても良い点ですよね。
ダイエットにとっても効果的なのがわかると思います。僕も生活に取り入れてみて、空腹感が感じづらいなどのメリットを感じています!
MCTオイルのオススメの使い方
コーヒーなどの飲み物に入れる
コーヒーに入れるのはオススメの飲み方の一つです。MCTオイルは無味無臭なので味や風味を損なうことがありません。また、コーヒーに含まれているカフェインにも脂肪燃焼作用があるため、相乗効果が期待できる相性の良い組み合わせと言えるでしょう。
スープや味噌汁に入れる
スープや味噌汁に入れるのも良いかとも思います。毎日の朝食などで、スープや味噌汁に入れてみてください。汁物を取ることで満腹感も得られる上、MCTオイルの効果でさらに満腹感が得られるので、エネルギー総量をコントロールもしやすくなりますね。
サラダなどにかけたりドレッシングの油として使用する
サラダに振りかけたり、ドレッシングにして野菜と一緒に摂取するのもいいでしょう。ただ、ドレッシングが皿などに残ってしまうとそこにMCTオイルが含まれているため、すべて摂取することができません。かならず、全部食べられるように量やかけ方に工夫が必要です。
僕はコーヒーに入れて摂取することが多いです。カフェインによる相乗効果もありオススメです!
MCTオイルの摂取量目安と摂取タイミング
MCTオイルの摂取量目安
MCTオイルの1日の摂取量目安は、30g程度が良いと言われています。ただ一度に30gを摂取せず、2〜3回に分けて飲むのがオススメです。1回の摂取量目安は、小さじ1(約5g)杯から大さじ1(約15g)杯ほど。初めて飲む場合は小さじ1杯から始め、慣れてきたら徐々に量を増やしていくのが胃腸にも優しい飲み方です。
摂取のタイミング
朝〜昼にかけて
まだ活動時間が多く残っている朝食や昼食時にMCTオイルを摂取するのがオススメです。朝や昼に摂取することで、長く脂質の代謝を活性化した状態を保て、非常に効率的にダイエットを進めることができます。
運動前
運動前はMCTオイルを摂取するのに最適なタイミングです。MCTオイルはスムーズに消化・吸収され、一般的な油の約4倍の早さでエネルギーになるため、運動前の補給が適しています。効率良くエネルギー補給できることで、運動パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。運動開始の1時間前には摂取するのがオススメです。
摂取する間隔はどれくらいが良いか
MCTオイルは3時間ごとに摂取することが良いとされています。消化吸収が約3時間かかるというのが主な理由です。ただ、ほとんどの人は3時間おきに摂取するのは難しいと思いますので、朝や昼もしくは運動前に摂取しましょう。
MCTオイル使用における注意点
調理時に熱さない
MCTオイルは加熱調理には適していません。MCTオイルは発火点が低く、140度を超えると煙が上がってきて、発火の恐れがあるからです。必ず、加熱せず、そのまま食材にかけたり、飲み物に入れて摂取するようにしてください。
1度に摂取しすぎない
MCTオイルは消化吸収が早いと言う特徴がある一方で、下痢や腹痛を起こす恐れがあります。腸内ので素早く吸収されると、小腸内の浸透圧が高まり、尿内の水分量が通常より多くなるためと考えられています。初めての方は小さじ1杯(5g)から始めて徐々に量を増やしていく方法がオススメです。
MCTオイルどれを買うべきか
MCTオイルは、ココナッツ由来のものがオススメです。パーム油由来のものは体に悪影響を及ぼす成分が微量ながら含まれていると言われているため、ココナッツ由来のMCTオイルを推奨しています。スーパーよりネットショッピングの方が、安価でコストパフォーマンスが良いものが買いやすいため、口コミや評価を参考にネットショッピングなどで購入してみてください。
MCTオイルのまとめ
ここまでMCTオイルについて解説してきました。ポイントは以下の通り。
- MCTオイルは糖質の代わりにエネルギー源となる
- MCTオイルは脂肪燃焼を促進し痩せやすい体質にしてくれる
- MCTオイルは空腹感を感じづらく、エネルギー収支をマイナスにしやすい
- MCTオイルは簡単にに使えて継続しやすい
- MCTオイルは加熱ではなくそのまま使用する
最後まで読んでいただきありがとうございます。
MCTオイルを毎日の生活に取り入れて、ダイエットをスムーズに進めて行きましょう。
あなたのダイエットライフが充実したものになりますように。